c108 0部でした。

今日、コミックマーケット108(東京ビッグサイト・西ホール)に、生命物語として初めて参加しました。丹精込めて制作した音楽CDおよびマンガライセンスキーCDを30部持ち込みました。
結果は、頒布数0部でした。一日を通じて、一部も手に渡りませんでした。
何が起きていたか
ブースには大きなイラストポスターを立て、手作りのアクセサリー、CDケース、名刺を並べました。PCも持ち込み、音楽と動きのある演出を加えたかった。でも実際には、会場の熱気と騒音の中で、その意図はほとんど機能しませんでした。
周囲のサークルはほぼすべて「本(冊子)」を出していました。コミケの通路では、表紙が一瞬で情報を伝える。白いCDケースの積み上げは、通行人には在庫にしか見えなかったと思います。媒体の選択と、この場の文化が、根本から噛み合っていなかった。
作品の問題ではない、と自分に言い聞かせることはできます。でも0という数字は正直で、言い訳を許しません。
音楽と動きについて
希望王女サンタリアという作品は、マンガだけではありません。音楽があり、世界観があり、動く演出があってはじめて伝わるものがある。それをCDという媒体に込めたつもりでした。
しかし今日、その「込めたつもり」は、ブースの外には一切届きませんでした。音楽は鳴らなかった。動きは見えなかった。CDケースの表面だけが、蛍光灯の下に並んでいた。
C109以降について――非営利活動への転換
今回の経験を経て、コミックマーケットへの参加形態を根本から見直します。販売・頒布を目的とした出展は、現時点での私の活動の重心とずれていると判断しました。xmasfantasy.orgでの連載と、希望療術院の活動は継続します。
最後に
今日ブースの前を通り過ぎていったすべての方へ。手に取ってもらえなかったことは、私の側の問題でした。
そして、ここまで読んでくださった方へ。0という結果を書き残しておくことが、次へ向かうために必要だと思いました。
Fr.星乃歩 / 生命物語
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