2026年8月現在、希望療術院はまだ改装・準備の段階です。
これから施設を整え、どのような場所にしていくのかを少しずつ考えています。
最初から完璧な場所を作れるわけではありません。
私自身も、これから学びながら作っていく部分があります。
だからこそ、無理に大きなことを言うのではなく、一つずつ形にしていきたいと思っています。
創作も同じでした。
最初から完璧な漫画が描けたわけではありません。
何度も描いて、失敗して、直して、また描いて。
そうやって少しずつ作品を作ってきました。
希望療術院も、それと同じです。
少しずつ準備して、少しずつ形にしていく。
最後に
「希望王女の作者が、なぜ療術院を?」
そう思われる方へ。
私にとっては、実はそれほど不思議なことではありません。
『希望王女』を作っていると、いつも「人が生きる」ということについて考えるからです。
物語の中では、星りんごという一人の女の子の人生を描いていく。
そして現実の世界では、目の前にいる一人ひとりの暮らしを大切にする。
その二つは、形こそ違っても、私の中ではつながっています。
物語の中だけに希望を置いておきたくない。
それが、希望療術院を始めようと思った大きな理由です。
大きな奇跡を起こせなくてもいい。
誰かの人生を劇的に変えられなくてもいい。
ただ、そこに来た人が、
「少し楽になった」
「話してよかった」
「自分のことを少し大切にしてみよう」
「明日もやってみようかな」
と思える。
もし、そんな小さな時間を作ることができたなら、それも一つの「希望」なのではないでしょうか。
『希望王女』という物語を作りながら、現実の世界でも「希望」という言葉を考えていく。
その一つの形として、希望療術院があります。
まだ改装中です。
まだ準備中です。
けれど、ここから始めます。
物語の中の希望を、いつか現実の暮らしの中へ。
それが、希望王女の原作者である私が、希望療術院を作る意味です。

